「女性たち発・うちなー語らな」の記事一覧
沖縄県内で活躍中の女性4人がリレーするコラム「女性たち発 うちなー語らな」。沖縄の課題を挙げ、自由に意見などを述べてもらいます。
初めの一歩 自分自身を大切な存在に 真栄田若菜(一般社団法人IAm(アイアム)共同代表理事)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/04/16
#女性たち発・うちなー語らな
真栄田若菜 一般社団法人IAmの設立の背景には、沖縄の女性は二重にも三重にもハンディを背負わされている、という問題意識がある。 沖縄では女性が経済的に困窮し ...
善隣友好へ“過ち”共有を 中国と沖縄の関係 大城尚子(北京工業大講師)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/04/09
#大城尚子
大城尚子 2月中旬、お世話になった方々に見送られ、北京に到着した。生活に必要な手続きや滞在ビザ申請などと並行して、大学の講義も始まった。到着直後、沖縄の方々か ...
自身の感受性信じてこそ 「穏やかな日曜の朝」に向けて 宮城さつき(フリーアナウンサー)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/04/02
#女性たち発・うちなー語らな
初めまして。女性たち発うちなー語らな、第1日曜を担当することになりました宮城さつきです。半年間どうぞよろしくお願い致します。さて「日曜の朝」という言葉の響き、 ...
ポスト沖縄振興計画 沖縄県全体発展へ地域連携を 真喜屋美樹(沖縄持続的発展研究所所長)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/03/25
#女性たち発・うちなー語らな
うららかな春の日、マスクなしの笑顔がこぼれる観光客でにぎわう首里城の様子にコロナを経て新しい時代が始まったことを感じる。まもなく4月1日、沖縄県も復帰50年の ...
後輩たち、世界に羽ばたいて アフターコロナ 崎原末子(フレンズ&5代表取締役)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/03/19
#女性たち発・うちなー語らな
2019年12月、中国で新型コロナウイルス感染症の第1例が発見され、わずか数カ月で世界的流行となった。新型コロナの感染者数はここ数カ月減り続け、落ち着いたよう ...
声上げられる社会実現を ジェンダー平等 宮城公子(沖縄大教授)<女性たち発・うちなー語らな>
宮城公子氏 8日の国際女性デーには、本紙もさまざまなジェンダー、つまり社会が構築する性差の概念に起因する性差別や労働環境の不平等などに言及した。朝日新聞では、 ...
台湾と琉球・沖縄 互いの立場尊重し交流を 知念ウシ(むぬかちゃー)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/03/04
#女性たち発・うちなー語らな
知念ウシ(むぬかちゃー) 2月27日から3月2日、台湾へ行った。「台湾228事件真実を求める沖縄の会」(青山惠昭代表世話人)主催の「2・28事件と牡丹社事件、 ...
再生可能エネルギー 自治体主導の政策検討を 真喜屋美樹(沖縄持続的発展研究所所長)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/02/25
#女性たち発・うちなー語らな
2月も下旬、湿気を含んだ南風に、うりずんの季節の到来を感じる。輝きを増した日差しの中で、寒緋桜が咲き始めたころに氷のつぶてが舞っていたことを忘れていたが、先ご ...
人生の分岐点 “自分らしい生き方”追求 崎原末子(フレンズ&5代表取締役)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/02/18
#女性たち発・うちなー語らな
40歳代突入を機に、生活にも飽き、全ての環境を変えたくて、また真剣に“将来の自分像”を考え、思い切って22年間、勤めていた会社に辞表を書いた。次の仕事も決まっ ...
大学生の多忙化 社会を学べず批判力奪う 宮城公子(沖縄大教授)<女性たち発・うちなー語らな>
異文化やジェンダーの講義を担当していると、学生コメントの中に「知らなかった」「驚いた」というものが散見される。 のどかな島とイメージしていたジャマイカが植民 ...
学生たちの団結 分断統治乗り越える力に 知念ウシ(むぬかちゃー)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/02/04
#女性たち発・うちなー語らな
知念ウシ(むぬかちゃー) ある大学で後期に急きょ1年生のゼミを担当することになり、沖縄島北部で先頃、期末合宿を実施した。 帰り道のことだ。10時にバスで出発 ...
読谷村の戦略 行政と村民、協働を実践 真喜屋美樹(沖縄持続的発展研究所所長)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/01/28
#女性たち発・うちなー語らな
先日、大型ショッピングモールを訪れた際、沖縄土産コーナーが大きくリニューアルされ充実していて、観光客が増えてきたことを実感した。今月24日の沖縄県の発表による ...
今は新しい戦前か? 世界に届け沖縄の思い 崎原末子(フレンズ&5代表取締役)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/01/22
#女性たち発・うちなー語らな
2023年癸卯(みずのとう)、旧正月です。今年もどうぞよろしくお願いします。 年の初めはやはり平和と希望を語りたい。沖縄の基地はそのままで、軍備拡張が進めら ...
肥大化する防衛予算 生きづらさに残酷な拍車 宮城公子(沖縄大教授)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/01/14
#女性たち発・うちなー語らな
宮城公子氏 先回の知念ウシ氏の原稿において言及された、先年度末から本月までの県紙の報道に展開されている政府の防衛(を越えた軍事政策)予算や戦略転回、装備戦略の ...
安保大転換 琉球を再び戦場にしない 知念ウシ(むぬかちゃー)<女性たち発・うちなー語らな>
2023/01/07
#女性たち発・うちなー語らな
知念ウシ(むぬかちゃー) お守りのサングヮーとゲーンは、結ぶ形は同じだが、素材とサイズと意味が異なる。サングヮーは、バナナやサンニンの葉で、10センチほど。食 ...
逆格差論 地域の潜在力、豊かさ発見 真喜屋美樹(沖縄持続的発展研究所所長)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/12/25
#女性たち発・うちなー語らな
早朝の名護湾で、上空にみずみずしい虹がかかる瞬間に出合うことがある。東側から世冨慶の山を超えて西の海に差し込む朝日と朝もやの水蒸気が溶け合ってできた七色の大き ...
ボランティア活動 冒険なしでは得られない 崎原末子(フレンズ&5代表取締役)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/12/17
#ボランティア
崎原末子氏 1988年、当時の職場の上司である親泊一郎氏の紹介で、国際的なボランティア団体である沖縄ベンチャークラブに入会した。40歳までの有職女性でつくる会 ...
戦争と性暴力の関係 なお未解決、暴発の兆し 宮城公子(沖縄大教授)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/12/11
#女性たち発・うちなー語らな
宮城公子氏 与党内部からさえ「規模ありき」だと批判的にも見られているらしい、防衛費の肥大。県内における自衛隊員の倍増計画。経済的苦境の声が人々から次々と上げら ...
琉球コスプレおばさんか 自己を取り戻し解放する 知念ウシ(むぬかちゃー)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/12/04
#女性たち発・うちなー語らな
知念ウシ(むぬかちゃー) 1日付本紙によると、自民党の杉田水脈衆院議員、総務大臣政務官が民族衣装の在日コリアンやアイヌの方々を「チマチョゴリやアイヌの民族衣装 ...
内発的発展 復帰前から県内に芽生え 真喜屋美樹(沖縄持続的発展研究所所長)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/11/26
#SDGs
真喜屋美樹氏 2015年に国連が打ち出した「持続可能な開発目標」であるSDGs。「持続可能な開発」という概念は1987年に登場するが、それ以前の75年に、国連 ...
パイオニアの姿 リーダーに学ぶ言葉の力 崎原末子(フレンズ&5代表取締役)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/11/19
#女性たち発・うちなー語らな
崎原末子氏 リーダーに求められるべきは言葉の力、何を語るかというより“誰が語るか”だということをよく耳にする。復帰前後の沖縄を生き抜いた5人の言葉は心に残り全 ...
共同参画の形骸化 男女平等は待ったなし<女性たち発・うちなー語らな>
2022/11/12
#女性たち発・うちなー語らな
宮城公子氏 卒業生が時々職場にやってくる。横浜で働く女子が会社の男子に、「旦那さんいないの?」と聞かれたそうだ。女性が外で働いているからには、稼ぐ「男」のパー ...
「琉装」パフォーマンス 蔑視の歴史にあらがう 知念ウシ(むぬかちゃー)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/11/05
#女性たち発・うちなー語らな
知念ウシ(むぬかちゃー) 某大学で、パフォーマンス研究を担当している。先日、学園祭とハロウィンを兼ねた仮装大会(仮装で登校し学園生活を送る)があり、授業の一環 ...
沖縄振興開発、「自ら構想」へ転換を 真喜屋美樹(沖縄持続的発展研究所所長)<女性たち発・うちなー語らな>
2022/10/23
#女性たち発・うちなー語らな
8月に、1960年代の高度経済成長時に政府の地域開発のモデルとされた四日市市を訪れた。今年は、72年7月の四日市公害裁判で、原告の公害患者9人が企業6社に勝訴 ...
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