「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>若者を支えた替え歌
2013/06/26
子どものころ、学校で学んだ唱歌やテレビから流れてくる歌謡曲の歌詞を替えて遊んだ。替え歌ごっこは、子どものたくましい想像力を遺憾なく発揮できる場だった ▼ヒッ ...
<金口木舌> ビッグ・ブラザーの正体は?
2013/06/25
テレスクリーンという双方向のテレビで市民の行動は全て政府に監視されている。正体不明の「ビッグ・ブラザー」が率いる党が国を独占、思想や言語、結婚まで統制し国民の ...
<金口木舌> パンとペンと表現の自由
2013/06/24
万年筆が突き刺った食パン-。フランスの風刺漫画のようなイラストが目を引いた ▼描いたのは「日本社会主義運動の父」と呼ばれた堺利彦。「ペンを以てパンを求むるは ...
<金口木舌> 球児の夢と戦争
2013/06/23
夏の甲子園大会の県代表を決める第95回全国高校野球選手権沖縄大会が22日開幕した。7月21日まで1カ月間、熱戦譜がグラウンドに刻まれる ▼甲子園は高校球児の ...
<金口木舌> 民に知らしむべし
2013/06/22
ホームランは野球の華だが、巧打、俊足、強肩の選手が見せるクロスプレーのドキドキ感も魅力だ。イチロー選手のプレーがまさにそう ▼「飛ばないボール」がいつの間に ...
<金口木舌>ネズミの時間ヒトの時間
2013/06/21
梅雨明け後に吹く南風「かーちべー」が心地いい季節。琉球王国時代、進貢船はこの風を利用して中国から琉球へ戻った。10日以上かかったものが、今は空路で数時間だ ▼ ...
<金口木舌>DVの大本は
2013/06/20
米国の歌手エミネムのヒット曲 「ラブ・ザ・ウェイ・ユー・ライ」はラップに乗せた歌詞に背筋が凍る。「愛しすぎて」と訴えるのに「最悪な時はぶち切れる。彼女に手をあ ...
<金口木舌> ウチナー版「個の力」
2013/06/19
2分以上は話さない。これは観光客相手のまち歩きガイドの要諦という。コザの情報発信と地域おこしに取り組む沖縄まちまーい協議会の鈴木雅子さんが教えてくれた ▼短 ...
<金口木舌> 究極のもったいない
2013/06/18
数年前、ベストセラーになった絵本「もったいないばあさん」は子どもたちの間で不動の人気を得たようだ。「もったいなーい」と叫びながら突如現れ、無駄をなくす知恵を授 ...
<金口木舌> 沖縄戦と子ども
2013/06/17
夜の漆黒の海に投げ出された子どもたちの衝撃はどうだっただろう。69年前、親と離れれて九州へ向かう集団疎開のために対馬丸に乗り込んだ子どもたちの体験は想像を絶す ...
<金口木舌> 新たな挑戦
2013/06/16
諦めずに努力を続ければ夢はかなう-。岩手県で医師として働いていた中村彰吾さん(30)は、その言葉を実現してみせた。国内最高峰の日本ハンドボールリーグ(JHL) ...
<金口木舌> 平和な日本、平和な沖縄の両立
2013/06/15
戦争がなく、殺人事件の数も少なく、誰もが安心して暮らせる国であることを誇りに思う。「世界平和度指数」ランキングで日本は6位だった(13日付23面) ▼イギリ ...
<金口木舌> ふわふわ言葉のDJ
2013/06/14
「トイレをきれいに使っていただきありがとうございます」。こんな貼り紙を飲食店やコンビニで見掛ける。「汚さないでください」という命令口調よりも、穏やかで受け入れ ...
<金口木舌>スべる政治
2013/06/13
「スベる」という言葉に、冗談が受けないという意味が出てきたのは1990年代。最近は、良かれと思ってしたことが喜んでもらえないなど「期待はずれ」の意でも使う。高 ...
<金口木舌>沖縄戦の教訓、今こそ生かせ
2013/06/12
自然壕の暗闇の中、赤ん坊が次々に泣き出した。「黙らせろ」。敵に居場所を知られるのを恐れた日本兵が怒鳴った次の瞬間、銃声が響いた。7歳ほどの少女が前へ崩れ落ちた ...
<金口木舌>「強い国」を憂いて
2013/06/11
新聞紙上で時折見かけたなだいなださんの社会批評には、暮らしの中で庶民が実感する憤りをユーモアの衣に包み込んで差し出すという趣きがあった。歯応えがあり、ピリッと ...
<金口木舌>31文字の世界
2013/06/10
わずか31文字に思いを込める短歌の世界。2010年に他界した歌人の河野裕子さんは、病に伏した後も多くの歌を詠んだ ▼夫で歌人の永田和宏さんが著した『歌に私は ...
<金口木舌>新たなヒロイン
2013/06/09
堂々とした戦いぶりで、比嘉真美子選手(19)は大物の片りんを見せた。2日、ゴルフのリゾートトラスト・レディースでツアー2勝目を挙げた ▼初優勝からわずか2カ ...
<金口木舌>森を守るのは誰
2013/06/08
基地がないと沖縄経済は成り立たない-などの“神話”と似たような俗説の一つに「北部の自然を開発から守ったのは米軍基地」というものがある。本当だろうか ▼ギンリ ...
<金口木舌> 長老の意見を封じるその先に
2013/06/07
自民党の重鎮、野中広務元官房長官が尖閣諸島について日中間に「領有権の棚上げ」合意があったと発言したことが波紋を呼んでいる。先日は同じく実力者だった古賀誠元幹事 ...
<金口木舌> 首相と亡霊
2013/06/06
1970年、英国での話。超常現象雑誌の編集者がある港町を舞台に幽霊話をでっち上げて載せた。司祭の霊が夜な夜な歩き回ると。3年後、テレビ局が現地取材したところ、 ...
<金口木舌> 米軍をシカシた街から
2013/06/05
おだてたり、なだめすかしたりすることをウチナーグチで「シカスン」と言う。あまり上品ではないこの言葉。強権を振り回す相手に向けられたとき、抑圧される者の憤りと苦 ...
<金口木舌>対立を超える場
2013/06/04
2020年夏季五輪実施競技の除外危機に面しているレスリングの関係者の共闘が思わぬ広がりを見せている。核問題で対立し国交を断絶しているイランと米国の選手が手を結 ...
<金口木舌>慰霊の火絶やさずに
2013/06/03
忘れがたい光景がある。4年前に訪れたテニアン島南端に建つ「専習健児慰霊之塔」。慰霊祭で戦火に散った級友らを慰めようと、沖縄から駆け付けた同窓生たちが戦争で幕を ...
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