「未来へいっぽにほ」の記事一覧
自ら学び続ける子供の姿 石川博久(琉球大学教育学部付属小学校校長) <未来へいっぽにほ>
10年後、20年後の社会はどのようになっているだろうか。今以上に変化のスピードが速く、問題の解決策の予測さえ困難な社会になっているだろう。教師は子どもたちが将 ...
多子世帯への進学支援 久米忠史(奨学金アドバイザー、まなびシード代表取締役) <未来へいっぽにほ>
県高等学校PTA連合会の後援を受け、日本学生支援機構の奨学金申請の実践編となるセミナーを毎年6月に行っている。今年も2千人近くの保護者が参加し、奨学金に対する ...
教育の改革 答えは地域に スプリー・ティトゥス(琉球大学教育学部准教授) <未来へいっぽにほ>
前回、中央主義的な教育の課題と地域で学ぶ機会減少の問題を示したが、今回は教育をどう改革できるかという問いから始める。 答えは学校よりも地域にある。教育の一部 ...
春二先生 上條さなえ(児童文学作家、元埼玉県教育委員長) <未来へいっぽにほ>
竹岡養護学園に6年の夏までいた私は、その後、母に引き取られて東京の4畳半一間のアパートで暮らした。翌年、池袋の中学校に入学したが、どうしても制服が用意できず、 ...
戦争を繰り返さないために 石川博久(琉球大学教育学部付属小学校校長) <未来へいっぽにほ>
終戦から79年、まもなく慰霊の日を迎える。私は昨年度、沖縄戦の記憶継承プロジェクトの学習会に参加し、専門家や体験者の話を聞き、戦跡を巡った。戦争の犠牲となり命 ...
自治体独自の奨学金 久米忠史(奨学金アドバイザー、まなびシード代表取締役) <仕事の余白>
県内高校では日本学生支援機構(JASSO)奨学金の募集業務がピークを迎えている頃だろう。国の奨学金事業は、20年度に開始した「高等教育の修学支援新制度」で大き ...
「雑の学び」 スプリー・ティトゥス(琉球大学教育学部准教授) <未来へいっぽにほ>
少し前の話だが、学びの目標として分かりやすい「生きる力」という言葉がよく使われていた。 数十年前まで、子どもたちが地域で過ごす時間が長く、多様な遊びや探検を ...
幸せな日々 上條さなえ(児童文学作家、元埼玉県教育委員長) <未来へいっぽにほ>
1961年10月、私は千葉県にあった竹岡養護学園で2度目の5年生をやり直すことになった。それが入園するための条件だったと聞かされたが、私は心に深い傷を負い無口 ...
特別活動の魅力は「人づくり」 石川博久(琉球大学教育学部付属小学校校長) <未来へいっぽにほ>
「特別活動」とは学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事のことで、活動内容を工夫し継続的・系統的に取り組めば子どもたちが大きく成長できるものである。私が特別 ...
奨学金情報 見逃さないで 久米忠史(奨学金アドバイザー、まなびシード代表取締役) <未来へいっぽにほ>
日本学生支援機構(JASSO)の2020年度の学生生活調査によると、大学生の49.6%が何らかの奨学金を受給していることが報告されている。平均所得が低くひとり ...
ソフトスキル スプリー・ティトゥス(琉球大教育学部准教授) <未来へいっぽにほ>
2001年に琉球大学教育学部で採用され、元々教育学系ではない私が沖縄で教育に長年携わることになった。特色の強い地域文化を持つ沖縄から、日本の学校教育を見ている ...
児童に寄り添う本当の意味 石川博久(琉球大学教育学部付属小学校校長) <未来へいっぽにほ>
学校現場における新年度スタートの4月はかなり忙しい。各種会議や教室環境の整備、学習指導・生徒指導の準備等、先生方は、校長の学校経営方針の下、児童一人一人のこと ...
県外大進学急増の背景 久米忠史(奨学金アドバイザー、まなびシード代表取締役) <未来へいっぽにほ>
県の学校基本統計によると、2020年度に既卒生を含む大学進学者のうち県外進学者が初めて過半数を占めた。翌年以降もその傾向は続き、22年度には県外大学進学率が5 ...
ただいまー 山城勝秀、山城塾(無料塾)代表 <未来へいっぽにほ>
数年前、私の携帯に1通のメールが届いた。「ただいまー」。送り主は、中学1年から2年生にかけて時々塾に通っていた女の子である。私が声をかけても「黙れ!」「うるさ ...
誰もが楽しめる多様な読書 知念秀明(県教委高校生読書リーダー 育成研修担当) <未来へいっぽにほ>
「小学3年生のケンくんが自分の部屋で『読書』を楽しんでいます」。さて、あなたはどのような光景を思い浮かべましたか? ケンくんが楽しそうに文字の書かれた本を読 ...
母親の卒業式 小那覇涼子(生徒サポーター) <未来へいっぽにほ>
卒業式を間近に控えたある日、特別支援学級の担任をされているO先生から声を掛けられた。 「お母さんにも卒業証書をあげない?」 それは毎日子どもを支援室に送り ...
本当に、それでいいのか 安里拓也(株式会社さびら 平和学習講師) <未来へいっぽにほ>
福島第一原発が近づくに連れ、車窓の景色は空き地か太陽光パネル。時々見える建物は真新しいものばかりだった。放射線測定器を手に持ち、バリケードを通過し帰宅困難区域 ...
今から仕事だよ 山城勝秀、山城塾(無料塾)代表 <未来へいっぽにほ>
子どもたちは突然自分に起きた大きな試練に、どのように立ち向かうのだろうか。両親が離婚した時や亡くなった時など、人生には自分の意思とは関係なく予期せぬことが起こ ...
絵本の楽しさは大人の笑顔から 知念秀明(県教委高校生読書リーダー、育成研修担当) <未来へいっぽにほ>
絵本の「読み聞かせ」、皆さんはやっていますか? 私は子どもたちが小さい頃、毎晩のように絵本の読み聞かせをしながら、そのまま眠りかけては子どもたちに起こされてい ...
「楽しそう」の先に 小那覇涼子(生徒サポーター)<未来へいっぽにほ>
今や進学も就職先もパートナー選びに至っても決め手は「楽しそう」である。 М先生は国語教師として教壇に立つ傍ら、プライベートでは大手商業施設でおこなわれた「の ...
はるのひ 安里拓也(株式会社さびら 平和学習講師) <未来へいっぽにほ>
大きな泣き声で私を呼ぶ、赤子。外はまだ薄暗い。睡魔と戦いながら、暖かいベッドから抜け出し冷たいリビングへ向かう。ご要望通り、熱いお湯と粉ミルクを哺乳瓶に入れて ...
ほっとしています 山城勝秀、山城塾(無料塾)代表 <未来へいっぽにほ>
毎度お騒がせの4人組がやってきた。彼らは塾に入る時から騒々しい。スリッパに履き替える時のことだが、1人目は靴下のまま入ろうとするので「お~い、スリッパに履き替 ...
データが語る子どもの読書 知念秀明(県教委高校生読書リーダー、育成研修担当)<未来へいっぽにほ>
「面白い」「楽しい」「難しい」「めんどくさい」…。これらは何を意味する単語だと思いますか? 沖縄の中高校生を対象とした読書実態調査で「読書に対するイメージ」 ...
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