「沖縄・海の生き物たち」の記事一覧

岸からも見えるクジラの噴気や背中 沖縄の冬、海には大物が来ます。ザトウクジラです。体の大きさは最大15m、これはマンション５階分の高さと同じ。体重は30～40ト ...

手触りや形もいろいろ、海藻の多様な世界 沖縄の海は一年中サンゴ礁！という常夏のイメージがありますが、海の中にもちゃんと季節の変化があります。特に冬、ちゃんと水温 ...

頭を持ち上げて、ゆらっと泳ぎ出す 2024年は辰年。海の生きものでタツといえば、もちろんタツノオトシゴですが、今回取り上げるのはこれに近い仲間、ヨウジウオです。 ...

オレンジ、黄、青･･･カラフルな花のように開く 12月、街では一斉にクリスマスの飾りつけが始まります。沖縄では本物のもみの木や雪は見られないけれど、それでもカラ ...

魚なのに水中に入らない 埋立地や港には、よくテトラポッドの積まれた護岸があります。自然の岩場と比べて、あまり生きものの姿が見られません。コンクリートでできたテト ...

岩に生えた　小さなコケがご飯 海岸に背の高い石灰岩があったら、1.5～２mくらいの高さを見てください。淡いピンク色で、表面に規則正しいギザギザをもつ、１cmくら ...

足をもぞもぞ動かして素早く砂の中へ 私たちは朝起きて、ご飯を食べて、活動して、夜は寝ますね。夜行性の生きものは昼夜が逆転するけれど、やっぱり休憩時間があります。 ...

早く新しい貝殻を見つけなきゃ！ 　沖縄の言葉で「あーまん」と呼ばれるオカヤドカリの仲間。その中で、マングローブ林だけに住んでいる変わり者がいます。 　それは、コ ...

涼しい木陰で、のんびりえさ探し 梅雨が明けて、夏本番。気温は30度を超え、日の当たるアスファルトやコンクリートはとても熱くて触れません。でも、日陰に入って風が吹 ...

ヒラヒラなポケットにピンクの卵 海の巻貝には、拾って帰りたくなるようなきれいな貝殻がたくさんあります。生きた巻貝は、潮干狩りの獲物にもなりますね。でも、中には危 ...

たくさん食べて　たくさん卵を産む！ 海草藻場の浅瀬で、時々出会う大物。体長20cmもあるのに、写真ではなかなかその姿が伝わらない…。どこからどこまでが生きものの ...

モリモリ食べて栄養つけるぞ サザエは食べたことがありますか？沖縄のサザエは本土の種類と違って、貝殻にトゲがありません。和名をチョウセンサザエと言いますが、朝鮮半 ...

自由に動いてすばやく縮む 干潟を歩いたり、海でスノーケルやダイビングをしていると、岩の隙間から伸びている長いひも状の生き物を見つけて、これ何ですか？！と聞かれる ...

敵が来るのもえさも…決め手はにおい！ 私たちが周りの様子を理解したり感じたりするには、目や耳や鼻といった感覚器を使います。では、海の生き物たちはどうやって周りの ...

ヒラメかカレイか…「靴底」と呼ばれることも 冬、夜の浅瀬の潮だまり。水中ライトで照らすと、ちょっと不思議な生きものの気配がありました。15cmほどの平べったい体 ...

砂から目を出して周りをキョロキョロ… 　海には潮の満ち引きがありますね。特に「潮間帯」という、干上がったり海になったりを繰り返す浅い場所では、生き物たちも潮のリ ...

まるでエコハウス！クマノミとのウィンウィンな関係 イソギンチャクといえば、クマノミ。でも、イソギンチャクにとって、クマノミとの共生は何か良いことがあるのでしょう ...

白い両手のハサミで「バンザイ」しながら食べているのは… 漫湖の干潟はカニの世界。マングローブの林の下には、片方のハサミが大きいシオマネキの仲間がたくさんいます。 ...

重量挙げのカニチャンピオン!?大きい石でも簡単にひっくり返す 沖縄の浅い砂地に広がる海草藻場には、サンゴ礁の石のかけらがたくさん転がっています。ふつうなら、石は ...

まるでお湯のよう…海水温が高すぎて海の生き物が大変！ 今年の夏も暑くなりました。連日、気温が33度を超える日が続くと、さすがに海水温も上がります。サンゴ礁の内側 ...

海と陸のはざま、足元の石ころをどかしてみると… ひまつてんせきたい、って聞き慣れない言葉ですね。海岸で、満潮のときでも水が届かず、せいぜい波しぶきがかかるような ...

戦うときは大きいハサミ、ご飯は小さい方で 珍しいカニがいる！というので見に行ったのは、国場川沿いの漫湖水鳥・湿地センター。マングローブ林の中に木道があり、水鳥や ...

瞬時に変身！周囲の色合いを判断するスマートさ 沖縄の干潟で観察会をしていると、たまに大物に出会って歓声が上がります。その一つが、タコ！ タコは夜行性の傾向が強い ...