「沖縄戦77年」の記事一覧
「誰が戦場に行かすか、帰れ」 少年の命を救った父の一言<あの日 生かされて>3
2022/06/17
#沖縄戦
護郷隊として動員された沖縄戦体験を語る仲田豊好さん=14日、恩納村名嘉真(ジャン松元撮影) 「誰が戦場に行かすか。帰れ」。恩納村の山中に男性の一喝する声がこだ ...
米軍の拉致から生還した島民らを殺害 日本軍「恐怖」で久米島を支配<あの日 生かされて>2
2022/06/16
#沖縄戦
米軍に連行後、鹿山隊に呼ばれたものの叔父に止められ行かずに助かったと振り返る山里昌朝さん=10日、久米島町 久米島では1945年6月26日の米軍上陸後、日本海 ...
戦時下の島で生き抜くこと主張 沖縄戦当時、日本軍批判も 久米島・農業会長の吉浜智改氏の日記
2022/06/15
#沖縄戦
吉浜智改氏の日記(久米島博物館所蔵) 2021年3月に発刊された「久米島町史 資料編1 久米島の戦争記録史」には、農業会長だった吉浜智改(ちかい)氏の「194 ...
命の恩人を日本軍に殺され 米軍上陸時、接した住民をスパイ視 久米島<あの日 生かされて>1(前編)
2022/06/15
#沖縄戦
山を下りた後の恐怖を語る内間好子さん=8日、久米島町 「米軍上陸!」。当時15歳の内間好子さん(92)=久米島町=は知らせを聞き、幼いきょうだいをおぶって必死 ...
米軍を説得し住民を守った男性の殺害、目撃者らが証言 軍国主義の歴史、繰り返さない 久米島<あの日 生かされて>1(後編)
2022/06/14
#沖縄戦
仲村渠明勇さんの小屋があったとされる場所=8日、久米島町 米軍は沖縄本島を占領後、久米島に上陸する作戦だった。日本兵として、沖縄本島での戦闘で米軍の捕虜になっ ...
沖縄戦の戦没者24万人余の読み上げ始まる 23日の「慰霊の日」まで1500人が参加 読谷
2022/06/12
#平和の礎
【読谷】沖縄戦などで亡くなった24万人余りの名前を読み上げる「沖縄『平和の礎』名前を読み上げる集い」(主催・同実行委員会)が12日午前、読谷村の文化センターで ...
沖縄戦時のハンセン病療養所の状況を追加 沖縄県が啓発冊子を刷新 人権侵害の施策関与に「反省」盛り込む
2022/06/12
#ハンセン病
6月の「ハンセン病に関する正しい知識を普及する月間」に合わせ、県はこのほど、新しい啓発リーフレットを作成した。沖縄戦当時のハンセン病療養所の状況を新たに加える ...
沖縄戦で亡くなった24万人余の名前を読み上げ「生きていた証伝えて」 1500人が参加、12日から
2022/06/07
#平和の礎
集いへの思いを語る沖縄「平和の礎」名前を読み上げる実行委員会と賛同者=6日、那覇市の県庁記者クラブ 沖縄戦などで亡くなった24万人余りの名前を読み上げる「沖縄 ...
与那原町が町民対象に平和学習 沖縄戦研究者を講師に戦跡巡り
2022/06/02
#南部
【与那原】与那原町は5月15日、町民を対象とした平和学習「復帰50年、与那原の戦跡を巡る 与那原の沖縄戦と米軍占領・日本復帰」を開催した。5月15日の日本復帰 ...
平和の礎に刻まれた戦没者24万人、名前読み上げ追悼 6月中旬にオンラインで集い 遺族らが企画
2022/04/27
#オンライン
「平和の礎」に刻まれる、沖縄戦などで亡くなった24万人余りの名前を読み上げる集いが、6月中旬から23日までオンラインで開かれる。主催する「沖縄『平和の礎』名前 ...
渡嘉敷「集団自決」77年 遺族らが犠牲者へ非戦誓う
2022/03/28
#強制集団死
孫やひ孫と一緒に白玉之塔の前で手を合わせる遺族ら=28日、渡嘉敷村渡嘉敷 【渡嘉敷】沖縄戦当時、渡嘉敷村で「集団自決」(強制集団死)が起きてから77年が経過し ...
ゴミ拾う少女に投げられた缶詰…米兵の撮影におびえた 93歳上地さん、投降後も弟妹亡くす
『1945年の米軍占領地「写真の少女は私」 名護市の上地信子さん証言 飢餓の中、食糧探し』から続く 上地信子さん(93)=名護市=らが写る写真は海軍建設工兵大 ...
「県庁最後の壕」だった轟の壕 16年に一時閉鎖の危機 糸満市の検討委で意見二分<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>10
2022/02/18
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
長い階段の先に壕の入り口がある。階段の降り口付近には糸満市が「落盤・落石注意」の立て看板を設置した=16日、糸満市伊敷の轟の壕 糸満市伊敷の「轟(とどろき)の ...
32軍壕周辺の埋没壕 負傷兵を閉じ込め爆破、遺骨は放置されたまま<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>9
2022/02/16
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
第5砲兵司令部のトーチカを見つめる山田親信さん=2月、首里金城町 県が保存・公開に向けて検討を進める、首里城地下の日本軍第32軍司令部壕周辺には複数の埋没した ...
大城森の壕、周辺でも地盤沈下、国の補償は認められず<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>8
2022/02/15
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
かつて大城森の壕の入り口があったとみられるが、ふさがれて分からなくなっている=2月、糸満市大里 糸満市大里の大城森の壕は第24師団歩兵第32連隊の陣地壕として ...
1000人の兵士がいた「ことぶき山壕」 那覇市は文化財指定に消極姿勢「崩落の危険性」<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>7
2022/02/09
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
壁とアーチ状の天井がコンクリートで固められた壕の中心部分。壕内には階段もある=2008年12月21日、那覇市田原のことぶき山壕 那覇市の田原公園にある旧日本海 ...
ヌヌマチガマ、ガイドや周辺整備進むが…文化財指定めざし劣化対策は最小限<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>6
2022/02/08
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
ヌヌマチガマを案内する嘉数千秋さん。町がガマ入り口を整備した=2021年12月 八重瀬町新城の「ヌヌマチガマ」は、沖縄戦で第24師団第一野戦病院の分院として使 ...
白梅学徒がいた「マチドーヌティラ」 岸壁崩落し閉鎖 修復の要望叶わぬまま<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>5
2022/02/07
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
ガマ入り口上部の一部(赤茶色の箇所)で落石が発生した。真下にはガマ内部へ続く階段がある=2021年12月13日、糸満市真栄里のマチドーヌティラ(下の壕) 糸満 ...
戦跡の文化財指定、200人以上の証言収集…一括交付金も活用した中城の取り組み<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>4
2022/02/04
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
161.8高地陣地の戦闘指揮所跡内で「木材や馬車軌道のレールが埋め込まれていて、沖縄戦に備えて急いで造ったとみられる」などと説明する中城村教委の渡久地真さん=1 ...
「やっかいものか、財産か」マヤーガマ活用、地元と合意形成が重要<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>3
2022/02/03
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
県が昨年3月に開いた住民説明会。住民からは「中に入れるようにしてほしい」といった声が上がった(県提供) 糸満市山城のマヤーガマは戦後、地元が大切にしてきたガマ ...
「命を守ってくれたガマ」公開を続けて…糸満「マヤーガマ」地元の声で閉鎖見直し <ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>2
2022/02/02
#ガマ
マヤーガマの立ち入り制限を知らせる張り紙の前で、公開を求める山城区長の仲門保さん=1月、糸満市山城 県環境再生課は、2018年から閉鎖している糸満市山城にある ...
戦跡にフェンス「肌で感じる体験こそ大切」 沖縄戦の語り部ら危機感(那覇・識名壕)<ふさがれる記憶-壕の保存・活用の課題>1
2022/02/01
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
識名壕で、沖縄戦当時の状況を説明する長堂登志子さん(左端)と話を聞く東京都和光鶴川小学校の6年生(長堂さん提供) 1945年5月下旬、第32軍司令部が本土決戦 ...
「戦場の天国」識名壕にフェンスが…安全対策のはざま、宙に浮く平和学習<ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題>
2022/02/01
#ふさがれる記憶…壕の保存・活用の課題
「外は地獄でここは天国だった」。負傷兵であふれる那覇市識名の識名壕内を“天国”と表現するほどの激しい集中砲火。沖縄戦当時、首里高女から動員された故・宮城巳知子 ...
【記者解説】戦争遺跡の保存、自治体の姿勢に温度差…今の世代に問われるもの
2022/01/31
#壕
沖縄戦から77年がたち、首里城地下の日本軍第32軍司令部壕の保存・公開の検討が進められるなど、戦争遺跡の保存・活用への機運が高まっている。自治体は安全上の理由 ...
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