「著名人の視点から」の記事一覧
無意識の体の記憶<伊是名夏子100センチの視界から>168
沖縄もインフルエンザがはやっているそうですが、私も子ども2人と一緒に、インフルエンザB型に罹患しました。本当にきつかったです。昨年秋にA型になりましたが、その ...
マニラ市街戦 忘れない戦争加害<乗松聡子の眼>
私は10代後半に留学したカナダの国際学校で初めて大日本帝国の加害の歴史を教わった。授業ではなく、アジア出身の同級生たちからである。そのうちの一人、フィリピン人 ...
フランスで琉球芸能披露 言語、文化超え感動呼ぶ 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(21)
スタンディングオベーションが起こった。会場の後ろの方の席に座っていた男性が立ち上がって拍手をすると、その波は時間をかけて前の席の方々へ伝わっていった。鳴り止( ...
安全保障と私権制限 「戦える国」完成形へ 取材・報道の自由も標的<山田健太のメディア時評>
国会では連日、政治とカネをめぐっての議論が続いているが、一方で着々と今国会提出の法案準備が進んでいる。ここでは、思想表現の自由にかかわる法制度を中心に、新法に ...
親としてだけでなく、自分らしく生きたい<伊是名夏子100センチの視界から>167
子どもの保護者会の帰りに、クラスメートとその親、兄弟も一緒にバス停まで歩きました。1歳になる子は草をひろったり、段差に上ってみたり、あちらこちらを動き回るので ...
「人民」の自己決定権 「共通の苦しみ」根拠 琉球・沖縄の人々にも 阿部藹<託されたバトン 再考・沖縄の自己決定権>12
昨年末から年明けにかけて、“沖縄の自己決定権”について改めて考えさせられる機会が続いた。名護市辺野古の埋め立て工事に必要な設計変更を国が県に代わって承認するた ...
「窓ぎわのトットちゃん」<伊是名夏子100センチの視界から>166
映画「窓ぎわのトットちゃん」を子どもと一緒に見に行きました。私は大学の卒業論文で、トットちゃんが通ったトモエ学園について研究していました。いろいろな子どもが信 ...
具志堅さんのハンスト 訴え続ける「戦没者の尊厳」 藤原健<おきなわ巡考記>
沖縄戦の遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の代表、具志堅隆松さん(69)が10~12日まで那覇市の県庁前に座り込んだ。「戦没者の尊厳を守るためのハンガーストラ ...
能登半島地震 問われる報道の真価 課題発見、解決提言も役割<山田健太のメディア時評>
2024年は、衝撃的な大災害や航空機事故から始まり、名護市辺野古の新基地建設で昨年末になされた代執行に基づく軟弱地盤区域への土砂投入が行われるなど、気の重い年 ...
代執行訴訟 忍従を強いる側に立たない 藤原健<おきなわ巡考記>
辺野古代執行訴訟の判決があった20日の福岡高裁那覇支部前。掲げられた「不当判決」の文字を、私は目に焼き付けた。統治する側が、される側にのしかかるような圧力をか ...
一筋縄ではいかない ヘルパー育成 <伊是名夏子100センチの視界から>164
人は一人ひとり得意不得意があり、一緒に長時間過ごすと、それが顕著に分かります。たとえばヘルパーさんに買い物をお願いした時のことです。買い物慣れをしていて勘が働 ...
国民として人権主張 「先住民族」「独立」触れず 翁長氏の国連発言 阿部藹<託されたバトン 再考・沖縄の自己決定権>11
先日、ジェンダー平等や平和な社会のために活動するアイ女性会議・沖縄県本部が主催する女性・政治スクールの集まりに招かれ、国際人権法と沖縄について講演する機会があ ...
長寿社会の行方 不安多く尻すぼみか 菅原文子さんコラム<美と宝の島を愛し>
師走の声を聞くと、賀状欠礼のはがきが届く。今年は百歳を超える近親者が大往生、という知らせが3通もあり驚いた。人生百年時代、これはやはり本当か。だが驚異の長寿時 ...
法律変わる時こそ考えよう<伊是名夏子100センチの視界から>163
明日12月13日から旅館業法が改正され、いわゆる迷惑客の宿泊を事業者は断ることができます。どのようなことが迷惑になるのか、と考えた時、私は不安になります。なぜ ...
コロナ禍で変えていけること<伊是名夏子100センチの視界から>162
この3年、コロナ禍で生活様式がいろいろと変わり、障害のある私にとっては皮肉にも、便利なことも増えました。車いすでの移動は歩ける人の2倍から3倍の時間がかかりま ...
先住民族の権利 領域で軍事活動禁じる 辺野古中止の根拠なりうる 阿部藹<託されたバトン 再考・沖縄の自己決定権>10
前回は、内的自己決定権の享有主体であると考えられている「先住民族」について議論し、琉球・沖縄の人々も先住民族としての自認があれば、国連先住民族の権利宣言に定め ...
時には怒りも大切 <伊是名夏子100センチの視界から>161
困ったり、嫌なことがあったりする時、どこに怒りや悲しみを向ければいいのかと悩む時があります。たとえば、車いすユーザーの私が行きたいレストランに階段しかなく、入 ...
イスラエルのガザ攻撃 被抑圧者に正義を <乗松聡子の眼>
今、起こっているイスラエルによるガザの無差別攻撃は「10月7日に始まったわけではない」。著書「パレスチナ/イスラエル論」(有志舎、2020年)などで知られる東 ...
共同親権 「子どもの幸せ」忘れずに 野崎聖子(うむやす法律会計事務所代表、弁護士) <女性たち発・うちなー語らな>
共同親権の導入が議論されている。共同親権とは、離婚後に父母のどちらか一方ではなく双方を未成年の子の親権者とすることを可能にする制度である。その法改正の議論では ...
どんな名前で呼ばれたい? <伊是名夏子100センチの視界から>160
仲のいい人から名字の「伊是名さん」で呼ばれることに、違和感がありました。なぜなら沖縄では、先生と生徒の間でも、友だち同士でも、名前で呼び合うことがよくあり、そ ...
上原米子さんの記憶 「勇気ある言葉」に思いを致す <おきなわ巡考記>
今月11日、96歳で亡くなられた上原米子さんについて書きます。 県立第三高等女学校の「なごらん学徒隊」の一員として沖縄戦に動員され、その体験を語り続けた人で ...
沖縄と先住民族 自ら訴えることが鍵 国際人権法に多くの権利 阿部藹<託されたバトン 再考・沖縄の自己決定権>9
本連載は8・9月と玉城デニー沖縄県知事の国連訪問に関連した論考を綴(つづ)ってきたが、今回から本来のテーマである「沖縄の自己決定権」についての議論を再開してい ...
ないものを想う気持ち 仲秋の名月から感じた沖縄 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(13)
今年の仲秋の名月は新暦の9月29日。私は奈良三笠山に登ってくるその月を飛火野(とびひの)という場所で見ていた。 「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出で ...
玉城知事の国連訪問 自己決定権言及せず、議論深め戦略的提起を 阿部藹<託されたバトン 再考・沖縄の自己決定権>8
今月18日から21日にかけて、玉城デニー知事がスイス・ジュネーブでの国連人権理事会に参加した。本連載のテーマは沖縄の人々の自己決定権であるので、今回はその観点 ...
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