「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>「色」のイメージと力
2014/07/22
白は「清潔」、赤は「情熱」。色には思い浮かぶ言葉や情景がある。「黄色い声」はアイドルに熱狂する少女たちの声。だが黄色以外だと声に色を付けてもしっくりこない ▼ ...
<金口木舌>ピースフルのメッセージ
2014/07/21
きょうは海の日。沖縄で、夏と言えば、と問われると「海」が真っ先に思い浮かぶが、近年、若い世代では「夏フェス」を挙げる向きも多いだろう ▼夏フェスとは、夏場に行 ...
<金口木舌>延長のドラマより…
2014/07/20
1999年春、センバツ甲子園準決勝の日はある講演会を取材する予定だった。ところが延長戦になり、開演時間を過ぎても参加者が会場ロビーのテレビから動かない。県外か ...
<金口木舌>じゃんがら会と沖縄
2014/07/19
「かさじぞう」や「鶴の恩返し」といった日本の昔話には、恩返しを主題にした物語が多い。一つ一つの物語に「おかげさま」「お互いさま」の精神が宿っている ▼東日本 ...
<金口木舌>自ら作り食べる喜び
2014/07/18
人気アニメ「ドラえもん」の全米放映が始まった。現地版では、どら焼きの大食い場面を短くし、おやつを果物に変える。「健康的な食生活の推進」という子ども番組の基準が ...
<金口木舌> 官僚の骨壺の中身は
2014/07/17
「何十年ぶりかのお墓開け清掃、孫たちが『中の骨つぼ空っぽだったよ』と言った」。本紙オピニオン面に載ったアンサーるり子さん(北中城村)の投稿だ(2013年11月 ...
<金口木舌> わかりにくい避難情報
2014/07/16
「10万人ぐらいの都市の住民にまるごと避難とか思わせる、ちょっと分かりづらい印象を受けましたね」。初の「特別警報」が出た台風8号の暴風雨の中、次々発表された「 ...
<金口木舌> 小さな声
2014/07/15
雨の降り始めた7日から9日夜にかけ、県内最多の雨量450ミリを観測した名護市。台風8号は市街地でも木々をなぎ倒し、沿道の小さな花々も吹き飛ばした ▼台風一過 ...
<金口木舌> 原風景を残す
2014/07/14
南城市のシュガーホールで6日開かれた沖縄フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に足を運んだ。メーンはベートーベンの交響曲第6番「田園」。田畑が広がる田舎の風景や自然 ...
<金口木舌>名護は恋のまち
2014/07/13
「名護」と聞いて思い浮かべることは何だろう。桜や沖縄そばを思う人もいれば「辺野古」といったキーワードが頭に浮かぶ人も多いのではないだろうか ▼それらを押しのけ ...
<金口木舌>学ぶ意欲はぐくむ授業
2014/07/12
人の形をした大きなビニール袋が体育館の天井に舞い上がった。2月、浦添市で開かれた科学教室。ビニール袋に温めた空気を流し込むと、外気との温度差で上昇する。熱気球 ...
<金口木舌>ナーベーラーを全国区に
2014/07/11
〈柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺〉で知られる俳人、歌人の正岡子規。結核を患い34歳で早世した。命が尽きる12時間前に詠んだのはヘチマだった。絶筆3句といわれる ▼ ...
<金口木舌>石敢當の教え
2014/07/10
サラという愛らしい名とは裏腹に、相当どう猛な台風だった。1959年9月15日、宮古島を襲った台風14号は死者47人、行方不明52人を出し、島の7割の家屋を破壊 ...
<金口木舌>取り調べの全面可視化
2014/07/09
事故を起こした男性は頭を打ったために記憶がなかった。にもかかわらず供述調書では最大20キロも走行速度を上乗せされた。わが身に置き換えれば、ゾッとする話である ...
<金口木舌>自然体験のすすめ
2014/07/08
梅雨が明け、セミの鳴き声が目覚まし代わりになるこの時期、木々や草花、海、川など自然の色が一段と鮮やかさを増す。金武町や伊是名島、石垣島など米どころでは黄金色の ...
<金口木舌>「平和」の意味合い
2014/07/07
7日の七夕にちなんで、糸満市摩文仁の平和祈念公園内に3日、ササが飾られた。子どもたちや来園者が願いを託した短冊には現状を反映してか、「自衛でも戦争はだめだ」「 ...
<金口木舌>人気職業に「医師」浮上
2014/07/06
「白い巨搭」「赤ひげ」など、かつてテレビや映画に登場する医師は男性ばかりだった。だが、男性の職業というイメージも今は昔 ▼第一生命が全国の幼児や小学生らを対 ...
<金口木舌>市民の目で議員チェックを
2014/07/05
涙がこんなにも安っぽく感じられたのは初めてだ。政務活動費で不明瞭な出張を繰り返した兵庫県議の釈明会見のことだ。ただ泣き叫ぶだけで釈明にもなっていない ▼兵庫 ...
<金口木舌>厚化粧の物言い
2014/07/04
「文章の最も基本的な機能は伝達である」。作家の丸谷才一さんは「文章読本」で書く。どんなに美辞麗句を並べ歯切れが良くても、筆者の伝えたいことが誤解される文章なら ...
<金口木舌> 活性化のお手本の村にて
2014/07/03
若葉の季節に高知市土佐山を訪れた。山に張り付くように集落がある。静かに水をたたえた棚田と川のせせらぎ。日本の山村の美しさを堪能できる景色だ ▼地域活性化の手 ...
<金口木舌> 犠牲者の願い
2014/07/02
55年前のあの日は、1週間前からセミの鳴き声が街に響き渡っていたという。1959年6月30日、セミの鳴き声に触発されて、当時小学2年生だった玉城欣也さん(63 ...
<金口木舌>沖縄の海の将来
2014/07/01
各漁港にある直売所は県民にとって沖縄の海の恵みの豊かさを実感する場になっている。足しげく通ううちに気付いたが、併設する食堂には外国人の姿がめっきり増えている ...
<金口木舌>沖縄らしい言葉
2014/06/30
慰霊の日に糸満市の平和の礎を訪れた際、60代の先輩から「ウランダー(オランダ人)が取材しているね」と声を掛けられた。なぜオランダ人と分かるのか尋ねると、「外国 ...
<金口木舌>夏越に振り返る
2014/06/29
早いもので、1年も折り返しとなる6月を終える。充実してあっという間の半年だったか、青息吐息ようやく半分終わったと感じるかは人それぞれだろう ▼半年を振り返ると ...
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