「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>民具に宿る暮らしの知恵
2014/04/16
パソコン用基本ソフト「ウィンドウズXP」のサポート終了に個人や企業、自治体が振り回されている。マイクロソフト社や総務省は、ソフト更新が間に合わなかったパソコン ...
<金口木舌>人や特産物を育てる地域の輪
2014/04/15
紙面を彩った入学式の話題をご覧になっただろうか。数年ぶりに仲間が加わった竹富町の船浮小中学校や本部町の水納小、国頭村の複数の小学校では唯一の新入生を地域で歓迎 ...
<金口木舌>終わらない戦後
2014/04/14
肉親の遺骨を探すひたむきな姿を見るにつけ「今度こそ奇跡を」と願う。沖縄戦終結から69年が経(た)ったが、遺族の戦後は終わらない ▼戦死した兄の遺骨を探すため先 ...
<金口木舌>心豊かな老いを
2014/04/13
ミス(美寿)きたなかぐすくの3人が昨年、県庁に副知事を訪ねた日のことだ。全員80歳台だが、年齢を感じさせず、生き生きした表情だ。長寿の秘訣(ひけつ)を聞かれ、 ...
<金口木舌>思いやる心
2014/04/12
13年前のことになる。取材で訪れた韓国で若手劇団員と交流する機会があった。韓国の若者20人と日本人1人。片言ながら日韓英、三つの言葉を駆使して意気投合した。座 ...
<金口木舌>表に出てきた教育勅語
2014/04/11
坂本龍馬が暗殺直前に書いた手紙の草稿が見つかった。場所は東京の女性宅のちゃぶ台下というから面白い。歴史のロマンは意外な所に転がっていた ▼一方、こちらの発見 ...
<金口木舌> 東京の沖縄コミュニティー
2014/04/10
東京の県人におなじみの「おきなわの声」という機関紙がある。タブロイド判4ページをびっしり埋めるのは東京での沖縄関係行事や地元2紙の報道などだ。昭和の時代から変 ...
<金口木舌> 善春さんの「覚悟はあるか」
2014/04/09
「赤紙の 覚悟はあるか 有事法」の文字に背筋が伸びた。沖縄市役所で開かれた書道展でのこと。詰問交じりの叱声(しっせい)を聞いた気がする。書の主は3月に83歳で ...
<金口木舌> 後進へのバトンタッチ
2014/04/08
沖縄ブランドとして42年間親しまれてきた飲料メーカーが先日、年内での営業譲渡を決めた。企業の発展を意図した合併・買収もあるが、今回の地元資本の幕引きは理由の一 ...
<金口木舌>血の通った社会保障を
2014/04/07
好物だというまんじゅうを口元に運んであげると、ベッド上で無表情だった女性の頬が緩んだ。一口ずつ味わう姿を、家族はいとおしそうに見詰める ▼沖縄市で「NPO法人 ...
<金口木舌>元世界王者に学ぶ
2014/04/06
頑張っている人に声を掛けるとすれば、何と言うだろうか。「負けないで」「まだいける」。周囲の応援がいくらあっても、本人の心が折れてはいかんともしがたい ▼いつま ...
<金口木舌>障がい者権利条例
2014/04/05
国際通りのスクランブル交差点で視覚障がい者の男性が前に進めず、途方に暮れていた。通り掛かった女性が手を差し伸べ、目的地の店まで手を引き、買い物を手伝った ▼別 ...
<金口木舌>被爆クスノキの歌
2014/04/04
木の生命力が人々を勇気づけることがある。東日本大震災の津波に耐えて名勝・高田松原の約7万本の松で唯一残った「奇跡の一本松」は、被災者に希望を与えた ▼長崎に投 ...
<金口木舌>「言い換え詐欺」に注意
2014/04/03
世に出世魚というものがある。成長につれ、ハマチ→イナダ→ブリと名前が変わる。タイにも出世魚がいると作家の阿刀田高さんが書いている。〈一番小さいときがケイサツヨ ...
<金口木舌>不惑を迎えた沖縄市
2014/04/02
「沖縄市からコザ市に戻そう」という沖縄市議の質疑が話題となったことがある。1995年の市議会6月定例会での一幕。街の活性化を意図した提案に賛否が分かれた ▼7 ...
<金口木舌> 企業と社会を変える人財づくり
2014/04/01
経営者の多くが口にする「人財」。人を組織の要と位置付け、人づくりの大切さを表す言葉である。企業の経営方針や各種セミナーのテーマなどを見ても、近年、使用頻度が増 ...
<金口木舌> もう一つの人権問題
2014/03/31
消費税増税に伴う値上げラッシュで気の重い年度末だが、あすからの新年度は気を引き締め、何とかフレッシュな気持ちで迎えたいものだ ▼増税のニュースに比べ、影が薄 ...
<金口木舌> 栄冠の予感
2014/03/30
頂点の予感がする。ちょっと気が早すぎるだろうか。選手にプレッシャーを与えてはいけないが、選抜高校野球大会の8強を懸けた対白鴎大足利(栃木)戦における沖縄尚学の ...
<金口木舌>世代超え、つなぐ泡盛文化
2014/03/29
最近、「秘蔵の26年物古酒」をいただく機会に恵まれた。喉ごしよく、米そのものを感じさせる、ほのかな甘い香りがある。翌朝の目覚めは爽快だった ▼仕事の打ち上げ ...
<金口木舌>1円玉と向き合う春
2014/03/28
外国に行くと面白い習慣に出くわす。アジアや南米で買い物する際、お釣りがあめ玉で返ってくることがある。小額硬貨の流通が少ないためだ ▼日本でも一円玉が足りなく ...
<金口木舌>夏にも見たい奄美の子たち
2014/03/27
甲子園のアルプススタンドでひときわにぎやかなのが沖縄勢だが、今年の1回戦は奄美の大応援団に勝ちを譲る。七回に1点返したときは甲子園中が沸き立った。声援を背景に ...
<金口木舌>東恩納寛惇の憂い
2014/03/26
東恩納寛惇は主著「南島風土記」で「八社の随一として著聞し為に一村の繁華を集め、主邑(しゅゆう)宜野湾を凌(しの)ぐ」と普天間のにぎわいを記した。硬質な文面なが ...
<金口木舌>子の将来に幸あれ
2014/03/25
卒業や進学、進級と子どもたちはこの春、また一つ階段を上る。部活動や習い事など新しい挑戦を始める子も多い。成長はうれしいが、親にとっては悩ましい季節でもある ▼ ...
<金口木舌>車いすから見た街
2014/03/24
新人記者だったころ、福祉団体主催の催しに参加し体験取材を試みた。アイマスクを着けて街を歩き、車いすに乗って那覇の街をチェックした ▼一緒に参加した先輩記者に車 ...
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