「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>銀盤に咲け
2014/02/02
「桜子」という名前には「己をしっかり持ち、みんなに待ち望まれる桜のような子になってほしい」との願いが込められているという。その名の持ち主、花城桜子さん(那覇国 ...
<金口木舌>高校生のものづくり
2014/02/01
文字通り、溶けるような舌触り。口に入れた途端、ほろりとほどけ、くどさのない甘みを感じる。これが王家に愛された味かと納得した ▼北部農林高校の生徒が開発した「き ...
<金口木舌>戦争を終わらせたウイルス
2014/01/31
今年は第1次世界大戦勃発から100年。1914年7月、オーストリアがセルビアに宣戦布告し、欧州列強が次々と参戦して、人類初の世界戦争となった ▼第1次大戦は戦 ...
<金口木舌>「ばかもーん」の声
2014/01/30
子どもに「なんで電話を表すのに指を回すの?」と聞かれたことがある。プッシュ式電話の世代だ。この世代がダイヤル式の黒電話を物珍しそうに見る。昭和の家族を描くアニ ...
<金口木舌>主席の「誤解」、知事の「確信」
2014/01/29
日本各地で大学紛争が激化し、月面に人類が降り立った1969年。激動の時代を流行語「Oh!モーレツ」が代弁し、ヒット曲「夜明けのスキャット」が甘く包んだ ▼こ ...
<金口木舌>食物アレルギー、地域で支える沖縄観光
2014/01/28
好きな教科を問われ「給食」と答えた経験がある。小学生時代の無邪気な思い出である。根っからの食いしん坊なのか、今でも“グルメ旅行”が好きだ ▼食材の堪能は旅の ...
<金口木舌>「民意」は語れまい
2014/01/27
街を往来する人々の会話、ため息が聞こえてきそうだ-。街の路上と人に焦点を当てた写真家・森山大道さんの展示会「終わらない旅 北/南」が、那覇市の県立博物館・美術 ...
<金口木舌> パイオニア精神
2014/01/26
7年総額とはいえ約160億円とは驚いた。自治体の予算規模を想起させる金額だ。プロ野球楽天の田中将大投手(25)は、この額で米大リーグのヤンキースと契約を結んだ ...
<金口木舌> タコライスに続け!
2014/01/25
米、肉、野菜の味がうまく組み合わさり、白、茶色、緑、赤と見た目のバランスもいい。誕生から30年、世界に広がる新たな県民食といえる。ご存じ「タコライス」 ▼2 ...
<金口木舌> コメンテーターの罪作り
2014/01/24
全国の注目を集めた名護市長選。翌日の番組でコメンテーターがこう言った。「現職は辺野古か県外かと説明していたが、実際は県外なんて選択肢はない。普天間恒久化か辺野 ...
<金口木舌>オキナワ・オピニオン
2014/01/23
サーカスを芸術に高めたと称されるシルク・ドゥ・ソレイユか、歌手のセリーヌ・ディオンか。それとも夏季五輪の地モントリオールか。カナダのケベック州と聞いて思い出す ...
<金口木舌>「ノーサイド」のホイッスル
2014/01/22
稲嶺進さんの再選に終わった名護市長選に接し、二つの言葉を思い出す。一つは「自分たちのことは、自分たちで決める」であり、もう一つは「ノーサイド」 ▼海上基地建設 ...
<金口木舌>いい旧正月
2014/01/21
巨大な竜が舞い、豪華な山車や踊りが大勢の観客を魅了する。2年前、旧正月の香港を訪れ、目にしたパレードの光景だ。路上からあふれる観光客の多さも印象に残った ▼香 ...
<金口木舌>老いの喪失感
2014/01/20
「そろそろ車の運転を止めたら?」。私事で恐縮だが、数年前、70代後半を迎えた父に切り出したら、激しい抵抗に遭った ▼運転能力の衰えを気遣って進言したつもりだっ ...
<金口木舌>快走
2014/01/19
ちょうど1週間前の12日、全国大学ラグビー選手権と全国都道府県対抗女子駅伝で県出身選手の活躍が目を引いた。2人が全国トップレベルの選手たちの中で堂々と競技する ...
<金口木舌>若者からのメッセージ
2014/01/18
名護市の高台、通称・銭ケ森から、ことしも柔らかなオレンジ色の光がまちを照らしている。新成人となる東江中学校の卒業生が、毎年設置する光文字。ことしは「志」 ▼「 ...
<金口木舌>災害をわが事に
2014/01/17
建物内で非常ベルが鳴る。大抵、誰も逃げずに様子をうかがう。人間には「自分は大丈夫」と危険性を過小評価する心理「正常化の偏見」が働くからだ。まだ人ごとの段階。と ...
<金口木舌>首長選の争点とは
2014/01/16
江戸時代の僧、良寛の「欲なければ一切足り、求むれば万事休す」を引いて、閉居の思想を語っていた元首相が一転、東京都知事選に出馬する。政界を引退し、陶芸や書画を楽 ...
<金口木舌>大統領補佐官の遊びと実践
2014/01/15
官民の枠を超えた自由な対話は街づくりの原動力となる。気軽に集える場と潤滑油代わりのお酒があればなお結構。現場主義と好奇心が地域おこしを左右する。実例を「コザ独 ...
<金口木舌> 星空のロマン
2014/01/14
かつて沖縄の人々は夜空に広がる星の“メッセージ”を生活の糧にした。八重山の古謡「むりかぶしゆんた」は琉球王府からの重い年貢で苦しむ農家を星が救う歌。天の真ん中 ...
<金口木舌> 表看板は…
2014/01/13
週末は近所のスーパーで、1週間分の食料品をまとめ買いする。帰りは、エコバッグが指に食い込むほどだ ▼この1年ほどだろうか。レジで財布を開くたびに、違和感を覚え ...
<金口木舌>夢と道
2014/01/12
「意志あるところに道はある」-興南の甲子園春夏連覇時の1番打者で、難関の公認会計士試験に合格した国吉大陸さん(明大3年)の座右の銘だ。4日付本紙に喜びの声など ...
<金口木舌>桜のごとく凜として
2014/01/11
昨年の暮れから「今年はいつもより寒いね」というあいさつを何度か交わした。元日は気持ちよく晴れたが、まだまだ寒さが残る ▼冬の深まりを思わせるムーチービーサの中 ...
<金口木舌>書き損じはがきの届け先
2014/01/10
久しく会わない友人知人にも近況を伝えられる年賀状。筆者は年が明けてから書き始めるという悪い習性が抜けず、先日やっと出し終えた。焦るので逆さに印刷したり、住所を ...
いま注目のニュース
一覧へ