「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌> 誠を尽くす
2013/03/20
身分の違う男女の愛を描いた組踊「手水の縁」。演奏される仲風節は「誠一つぃぬ浮世さみ ぬゆでぃい言葉ぬ 合わんうちゅが」と歌う ▼「誠を尽くして語る言葉は相手 ...
<金口木舌>美しい地球
2013/03/19
夜空に浮かぶ満天の星。郊外や石垣島など離島に足を運び空を見上げれば、雄大なスケールに心を奪われる ▼地球以外の星に生命がいるのか、人類は古くから考えてきた。「 ...
<金口木舌>ゆいまーるの価値
2013/03/18
県内に伝わる相互扶助の習慣「ゆいまーる」が挑戦する脳を育み、沖縄の可能性を象徴する源だという。脳科学者茂木健一郎さんの言葉だ ▼茂木さんによると人間の脳は何歳 ...
<金口木舌>節目の記憶どうつなぐ
2013/03/17
平成生まれの新入社員に驚いたのはつい3、4年前。今年で沖縄戦終結から68年、日本復帰から41年、「昭和は遠くなりにけり」だ ▼次の数字にも時代の移ろいを感じる ...
<金口木舌>被災者との向き合い方
2013/03/16
東日本大震災から2年がたった。「被災者のために、被災地のために何かできることはないか」。それは今も、多くの県民、国民の思いだろう ▼何かをするにしても、被災 ...
<金口木舌>平和のアジマー
2013/03/15
沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会がきょう解散する。寂しさがこみ上げてくる。今こそ存在意義が求められるときなのに、という無念さもあるが、今は感謝を込めて「お ...
<金口木舌>無言の語り部の力
2013/03/14
伊江村中央公民館の隣に「公益質屋跡」という戦争遺跡がある。戦前から残る建物で、コンクリートの壁は砲弾で大きく穴が開き、無数の銃弾痕が痛々しい。68年前の戦のす ...
<金口木舌>引きこもり
2013/03/13
「私が死んだらこの子はどうするのかと思うと夜も眠れない」。ある父親が嘆いた。「この子」というのは30歳を過ぎた、身体的には健康な男性。部屋に閉じこもり、家族と ...
<金口木舌>決して忘れない
2013/03/12
この2年間は長かったのか、あっという間だったのか。被災した方々は地元で、あるいは避難先でさまざまな思いを抱えながら懸命に過ごしたに違いない ▼東日本大震災から ...
<金口木舌>地元らしさに観光の最大の魅力
2013/03/11
初夏を思わせる陽気が続き、県内の森や海も冬から春、夏の色へ変化している。春休みや大型連休に先駆けて、県内外の書店には沖縄の“穴場”へ観光客を誘う旅行雑誌が登場 ...
<金口木舌> 「この海、誰のもの?」
2013/03/10
先日、名護市の東海岸を車で北へと走った。目当ては道路沿いに咲く花々。集落内のコスモス畑を探しては道に迷い、沿道に花壇を見つけては車を止めた ▼久々のゆっくりし ...
<金口木舌> 大腸がん検診
2013/03/09
「腹を割って話す」という言葉がある。心の内をさらけ出して話すと、スッキリして気持ちがいい。また「物言わぬは腹ふくるるわざなり」という言葉もある。言いたいことを ...
<金口木舌> バスは食わず嫌い?
2013/03/08
好き嫌いはそれほどないつもりが、子どものころ、納豆だけは苦手だった。あの臭いからして駄目。家族が納豆パックを開封しただけで食卓を離れた。克服したのは40歳を過 ...
<金口木舌>民衆の力伝える「不屈館」
2013/03/07
「沖縄県那覇市」「刑務所隣り」-。宛先のない封書やはがきがずらりと並ぶ。反骨の政治家・瀬長亀次郎宛てに市民から送られた手紙だ。米軍の圧政にあらがう姿勢を支持す ...
<金口木舌>親を亡くした子どもたちへ
2013/03/06
ひなまつりの日の悲劇はあまりに切ない。暴風雪となった北海道で、漁師の岡田幹男さん(53)と娘の夏音さん(9)が雪の中から見つかった。車が立ち往生し、友人宅に助 ...
<金口木舌>庶民の春はいつ
2013/03/05
きょう5日は二十四節気の一つ、啓蟄(けいちつ)。土の中の虫がはい出てくるころの意味で、希望あふれる春の訪れを感じさせる時季だ ▼しかし、今年は家計に厳しい春に ...
<金口木舌>“知の山脈”の継承
2013/03/04
ノーベル賞や米国の新聞報道などのピューリッツァー賞、文学の直木賞・芥川賞…すべて冠に人物名がつく。先駆者の偉業は、なかなかたどり着けない“知の山脈”のようなも ...
<金口木舌> 地域がつくる学校
2013/03/03
県立高校の卒業式が1日行われた。1万4千人余が巣立った。高校生活のゴールであり、新たな生活への出発点でもある日。充足感、今後への希望や不安など人それぞれだろう ...
<金口木舌> 名記者が残した思い
2013/03/02
高校球児が熱闘を繰り広げる季節はテレビ中継や新聞のスポーツ面を見るのが楽しい。その中でも特に心待ちにする記事があった。元共同通信編集委員の万代隆さんが書くコラ ...
<金口木舌>沖縄のチンダミ力
2013/03/01
沖縄市内の料理店で開かれた台湾文化を知る交流会で二胡の演奏を初めて聞いた。この楽器を見るのも初めて。三線と同様、胴にはヘビ皮、棹(さお)にコクタンやシタンを使 ...
<金口木舌>難病を考える日
2013/02/28
毎月心待ちにする冊子がある。難病支援活動に取り組む認定NPO法人アンビシャスの会報だ。表紙を飾るのは、難病患者の笑顔。当事者が実名と顔を出す例は珍しく、全国の ...
<金口木舌>「新石垣」7日開港
2013/02/27
小学生の男の子はたった一人、那覇空港に降り立った。20年以上前のことだ。夏休みを父の実家の今帰仁村で過ごすために毎年、ロサンゼルスから飛行機を乗り継いで来た。 ...
<金口木舌>異文化を学ぶ
2013/02/26
外国に旅行に行くと、普段とは異なる言葉や習慣に接することがある。そこに住むとなれば、なおさら「異文化」を肌で感じるだろう ▼11日に開かれた第30回外国人によ ...
<金口木舌>輝く“6次産業化ガール”
2013/02/25
誰しも飲食店などで「県産」の文字に食指が動いたことがあるだろう。ある洋風居酒屋でのこと。「朝摘み○○」「○○のカクテル仕立て」など複数の県産食材メニューがひと ...
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