「女性たち発・うちなー語らな」の記事一覧
沖縄県内で活躍中の女性4人がリレーするコラム「女性たち発 うちなー語らな」。沖縄の課題を挙げ、自由に意見などを述べてもらいます。
中国のサービス展開 隣国からも学び交流を 新垣道子(グラアディア共同代表)<女性たち発・うちなー語らな>
先日、休暇で上海へ行った。スタートアップコミュニティーの一員として、技術革新を伴う中国のビジネス展開は消費者ニーズを捉えていて興味深い。 日常生活の中で「こ ...
琉球王国の謎 新たな研究が幕開け 金城聡子(浦添市美術館学芸員) <女性たち発・うちなー語らな>
今年も元日は浦添グスク突端の「ワカリジー」(為朝岩ともいう)で日の出を拝んだ。うっすらと神の島・久高島が望め、東の水平線に太陽が上がり始めると、明るむ彩雲から ...
米軍に関する調査・分析 問題打開へ研究網構築を 波照間陽(成蹊大学アジア太平洋研究センターポスト・ドクター) <女性たち発・うちなー語らな>
前回のコラムでは、米軍に関する数々の疑問に対して中・長期的な調査研究が必要だという話をした。米軍基地は世界中に点在するが、他地域のケースから沖縄に応用できるこ ...
成人の日に思う 思い込みを捨て挑戦を 野崎聖子(うむやす法律会計事務所代表、弁護士)<女性たち発・うちなー語らな>
大学生の頃、夏季講座で「女性学」を受講し社会における男女不平等の実態を知った。女性学の中では子どもの頃から生活の中で度々感じていた小さな違和感や疑問が言語化さ ...
困った時の支援 優しさを循環させよう 新垣道子(グラアディア共同代表) <女性たち発・うちなー語らな>
この時期になると思い出す光景がある。企業に勤めていたある冬、長期ロンドン出張があった。現地に到着した寒い夜、私は重いスーツケースを1人でガタガタと運んでいた。 ...
沖縄発ファッション 多彩なブランドに誇り 金城聡子(浦添市美術館学芸員)<女性たち発・うちなー語らな>
街もクリスマスで華やぐこの時期に沖縄発のファッションブランドについて語りたい。まねることができない、どこにもない装いである。私は「ドレスメーカー学院」系列の杉 ...
米軍事故への数々の疑問 沖縄に体系的研究機関を 波照間陽(成蹊大学アジア太平洋研究センターポスト・ドクター)<女性たち発・うちなー語らな>
私は沖縄県内に専門の機関が必要だと思っている。米軍に関連する中長期的な調査・研究プロジェクトを担える組織のことだ。 11月29日、鹿児島県屋久島沖で米空軍の ...
男性の育休事情 長期的なチーム育児を 野崎聖子(うむやす法律会計事務所代表、弁護士)<女性たち発・うちなー語らな>
サンエーでの会議でのこと。その日のトピック担当者の1人である男性社員が、育児休業中ではあったが会議の経過を把握したいと自宅から会議にリモート参加した。会議終了 ...
45歳からの起業 何度も諦めず打席に立つ 新垣道子(グラアティア共同代表)<女性たち発・うちなー語らな>
長年、キャリアを築いてきた大手外資系企業での仕事を辞めて、私は45歳で新しいことに挑戦した。イベント、ウェブサービス会社の立ち上げだ。毎年、年末に行う「ひとり ...
ウィズ・アート 市民つなげる新風を 金城聡子(浦添市美術館学芸員)<女性たち発・うちなー語らな>
昨年の新春にwith コロナになぞらえて「With Art うらそえ」を考案した。「アートと共生する浦添」「浦添でアートと共に」といった意味を込めている。地球 ...
基地政治学から見る沖縄 世界に前例ない先駆者 波照間陽(成蹊大学アジア太平洋研究センターポスト・ドクター)<女性たち発・うちなー語らな>
今回は、海外の研究者がどのように米軍基地を抱える沖縄を分析しているか紹介しよう。特に2000年代以降に発展してきた「基地政治学」について話したい。 アメリカ ...
共同親権 「子どもの幸せ」忘れずに 野崎聖子(うむやす法律会計事務所代表、弁護士) <女性たち発・うちなー語らな>
共同親権の導入が議論されている。共同親権とは、離婚後に父母のどちらか一方ではなく双方を未成年の子の親権者とすることを可能にする制度である。その法改正の議論では ...
20年前の挑戦 今日が未来をもたらす 新垣道子(グラアティア共同代表)<女性たち発・うちなー語らな>
今年もあと残すところ2カ月となった。2023年を振り返って最も印象深いことの一つ。それは約20年前、アメリカの大学院経営学(MBA)コースで肩を並べた旧友たち ...
琉球の螺鈿漆器 自然の恵みからの造形 金城聡子(浦添市美術館学芸員)<女性たち発・うちなー語らな>
皆さんはヤコウガイをご存じだろうか。「夜光貝」の方が親しまれていて、ロマンチックな表記かもしれない。鹿児島県屋久島辺りから沖縄近海に生息する大きな巻き貝で、食 ...
沖縄の視点を世界へ 相手に伝わる工夫を 波照間陽(成蹊大学アジア太平洋研究センターポスト・ドクター)<女性たち発・うちなー語らな>
ちょうど17年前、私はアメリカ留学をした。高校時代に県費や国費で留学に行ってきた同級生を見て、「私も大学では必ず留学に行く」と決意していた。好きだった英語をペ ...
営利と社会貢献 徳を残して財を残さず 野崎聖子(うむやす法律会計事務所代表)<女性たち発・うちなー語らな>
NHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった牧野富太郎博士にゆかりのある人物が沖縄にもいる。教員や県会議員を歴任し、建材事業を手掛けた故金城三郎氏 ...
女性の人材育成 今こそチャレンジを 富原加奈子(県経営協女性リーダー顧問)<女性たち発・うちなー語らな>
いきなりですがクイズに挑戦してみていただけますか。 「父親とその息子が交通事故で病院に運ばれた。病院の先生が運ばれた息子を見てこう言った。『この子は私の息子 ...
コミュニティー作り 「誰かが」を「私が」に 真栄田若菜(IAm(アイアム)共同代表理事)<女性たち発・うちなー語らな>
近くでこんなコミュニティーがあったら良いのに。こんなことができたら良いのに。インターネットで検索しても見つからない。でも自分は何かを先導してやるタイプではない ...
世界の沖縄人 交流深化させ学び合いを 大城尚子(北京工業大講師)<女性たち発・うちなー語らな>
5月下旬から7月まで40度の日が多かった北京もようやく秋の気温になってきた。キャンパスで新生活に期待で胸を膨らませる新入生たちを見かけた。いつか沖縄の大学生と ...
私という存在 母と姉が人生の師 宮城さつき(フリーアナウンサー)<女性たち発・うちなー語らな>
毎回何を書こうか頭を悩ませながら、立ち止まり、自分の半生を振り返るような時間は楽しくもあったこのエッセーも今回で最終回。タイトルにちなんで、私を取り巻く女性た ...
活気に満ちた中国深圳市 若い世代に海外視察を 富原加奈子(県経営協女性リーダー顧問)<女性たち発・うちなー語らな>
経済特区の指定を受けたのが1980年。わずか40年余りで人口3万人の漁村が東京と同規模の1400万人の大都市に急成長した。そんな夢のような発展を遂げたのが、香 ...
旧盆の祈り 大切な故人へ思い届ける 真栄田若菜(IAm(アイアム)共同代表理事)<女性たち発・うちなー語らな>
真栄田若菜 あっという間に8月も後半に入り、旧盆が近づいてきた。亡くなった母が今年もこちらに帰ってくる。仏壇に何を飾ろうか。どんなごちそうが食べたいかな? 旧 ...
PFAS問題 日米は透明性確保を 大城尚子(北京工業大講師)<女性たち発・うちなー語らな>
2023年7月、琉球民族独立総合研究学会とちゅら水会が在沖米軍基地に由来するPFAS(有機フッ素化合物)問題の声明文をEMRIP(国連先住民族の権利に関する専 ...
映画「八月十五夜の茶屋」 金井喜久子の応援歌 宮城さつき(フリーアナウンサー)<女性たち発・うちなー語らな>
1956年公開のハリウッド映画「八月十五夜の茶屋」をご存じだろうか? 舞台は米軍占領下に置かれた沖縄の収容所。民主化を推し進めようとする軍政側と沖縄住民との異 ...
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